こんにちは。MASAです。
今回は,コピースタンド撮影に必要な備品を書きたいと思います。
過去の機材編に書いてたものとは別の物?
そうです。コピースタンド撮影の際,必ず用意しているものです。
よろしくお願いします~。
レンズ
コピースタンドと光源のことは以前の記事で触れましたが,それに匹敵するくらいに大事なレンズのことを書くのを忘れていました。国内のサイトとか,海外のサイトを見ていた時にも気づいたことですが,複写を行う際のレンズは下記のものが推奨されています。
- 望遠レンズ(フルサイズ機で60mm以上,DX機で40mm以上)
- マクロレンズ(マイクロレンズ)
「色」「明るさ」に加えて「形」もできるだけ再現するように撮る,というのが本来の「複写(コピー)」だと思います。一般的に,広角側より望遠側の方が「形」の再現性が上がりますので,望遠レンズが推奨されていると思います。
また,ズームレンズの望遠側で撮ることも可能ですが,「色」「明るさ」「形」を毎回同じように撮りたいがためのコピースタンド撮影ですので,できるだけ変動要素はなくすという意味で,単焦点の望遠レンズがコピースタンド撮影に合っていると思います。
ということで,私は普段ニコンDX機を使用していますので,以下の40mmマイクロレンズを使っています。
なお,フルサイズ機のニコンユーザーならこっちですね。
コピースタンドでは,支柱高さの制限がありますので,フルサイズでは60mm,DX機では40mmと言い換えてもいいかもしれません。
それより望遠になると全景を写せなくなるからです。
ホワイトバランス調整備品
適正ホワイトバランス,適正露出で撮るために,以下のようなホワイトバランスフィルターやグレーカードを用いています。
ホワイトバランスフィルター
レンズの前につけてマニュアルホワイトバランスをとることができます。
上記以外にもケンコーからホワイトバランスセッターというものが販売されています。
なお,レンズ径によって下記のようなステップアップリングが必要です。
銀一シルクグレーカード
ホワイトバランスの調整にも使えますが,私は主に露出の調整に使用しています。
QPカード101
フォトレタッチ用に被写体の横に置いて撮影しています。シルクグレーカードでもいいですが,3色あるのでフォトレタッチの精度が上がります。
X-riteカラーチェッカー
私は持っていませんが,X-riteのカラーチェッカーシリーズは,プロカメラマン必携アイテムだと思います。
撮影用暗室
カメラ用品ではないですが,コピースタンド設置場所が真っ暗にできるかどうかも重要です。ちなみに会社では,黒いカーテンで四周を囲めますのでほぼ真っ暗な状態となります。
ただ,個人の家ではここまではできないので,撮影は毎回夜に行う,押し入れで撮影するなどのかなりの工夫がいるかもです。
個人の家でコピースタンド自体を買う人もいないかも?昆虫標本の撮影等の趣味があれば別ですが・・・。
そうですね。私も会社ではコピースタンドはよく使いますが,自宅にそろえようとは思いません(笑)。ただ,オークションをされておられる方もコピースタンド購入&暗室製作の領域まで・・・,やっぱりいないかな?(笑)
最後までご覧くださりありがとうございました。