バッ直配線 ハイエースHID化

DIY

今回、従兄弟からHID?!なるものをもらいまして、私の11年超ハイエース200系に取り付けましたので見てください~。

私もハロゲンやらLEDというのは知ってましたが、HIDって何?っていうような状態でした。しかも、車の配線をいじる、車の免許を取って以来30年超したことがありませんでした~>>>年齢がバレますね(笑)。

でも、何でも自分でやってみようDo it yourself!精神でチャレンジしてみることにしました~。

それでは早速レポートします~。

HIDって何?

先ほど書きましたが、HIDって何?っていう状態でしたので、まずはその辺の整理から。

ハロゲン・HID・LEDの比較
これはハロゲンライト,HID,そして最近流行りのLEDを簡単にまとめたものです。こうやって見ると、HIDはLEDに譲るところが多々ありますが、せっかく従兄弟がくれたHIDですから、取り付けることにしました~。なんせハロゲンライトは暗かったですから・・・。

 

HIDの中身

HIDキットの中身です。初めて見るものですから、パーツそれぞれの役割なんて・・・知る由もありません(笑)。ただ一点だけ。「素手でHIDバルブを触ってはいけない」ということだけは知ってました。

 

リレー付きHID配線図

配線図です。何が何やらさっぱりです。もうこれはプロに頼むしかないな?という弱気な面が出てきまして、近所の電装屋に持っていったら1~2万円するとか・・・。で、上にも書きましたが、何でもやってみよう精神でチャレンジすることになりました。

そこから吟味&整理が始まりました。どうやらもらったHIDキットはリレー付きであること、そのため電源はバッテリーから直接とる必要がある(「バッ直」って言うらしいです)こと、そして、ハイエースはバッテリーが助手席下にあるので、助手席下からボンネット内まで延長させるバッ直ケーブルが必要であることがわかりました。

 

バッ直ケーブル

ということで、バッ直ケーブルの吟味検討を始めました。

まずケーブルですが、付属していたのがAWG18というものでしたので、これより太いものであればいいということです。(AWG18そのものでもよかったですが、秋葉原等、専門店に行かないとなさそう)

次にヒューズですが、ヒューズはバッテリーの近くに設けた方がいい」と記載されたブログ記事を発見しました。ということで、当初、①付属していた20Aヒューズをバッテリー近くに、②間を購入ケーブルでつなぐことを考えました。しかし、そうすると接合箇所が2ヶ所、つまり、初心者の私にとって危険箇所が2ヶ所になるという懸念もありました。

で、吟味検討を進めていくうちにあるじゃないですか!40AヒューズもついてAWG18より太いものが。ということで、エーモンの大容量電源取り出しコードを購入し、ようやくHID取り付け作業にかかることになりました。

作業にかかる前に・・・

ヘッドランプ照射位置マーキング

車検を受けるときに必ず行われている、光軸調整というものがあります。この光軸調整があることもなかなか「自分で取り付ける」決断に至らなかった理由です。もうやると決めたわけですので、今の光軸の状態をマーキングしておくことにしました。上図のようにマニュアルレベライザーを0にしたうえで、ヘッドランプを点灯させ、ヘッドランプの2~3m先の壁(私はシャッター)の一番明るいところを養生テープでマーキングしておきました。左右、そしてハイビーム・ロービームの4ヶ所です。

 

HID取り付け作業

ここからようやく取り付け作業です。なんせ初めてのことで、しかもDIYは一人で進めていますのでなかなかいい写真が撮れないなかでの作業となりますのでご容赦下さい(笑)

バッテリー電源ケーブル取り外し

言うまでもなく、バッテリーのマイナスを外すところから始めます。そして、養生テープでぐるぐる巻きにしておきます。なお、バッテリー交換作業は何度かしていますので、この作業については初めてではないです。また以下の作業はすべて初めての作業になります。(こわっ)

ラジエータグリル取り外し

ボンネットを開けて、ラジエータグリルを外します。

 

ヘッドランプ取り外し

いよいよヘッドランプ本体の取り外しです。いや~かたかった。なかなか外れませんでした。何年も外していないとこうなるんですね。

 

バッ直ケーブル配線

バッ直ケーブルを車内からボンネット内に引込む(引出す?)ため、エーモン配線ガイドを引込み孔に挿入しました。これ便利ですね~。ちょうどいい硬さ。そして先にはワイヤーが。

最初、ここにバッ直ケーブルをひっかけて引き出そうとしましたが、やはり線径が太いので引込み孔を通せませんでした。ということで、写真のようにバッ直ケーブルを二つに割ってから接合したことで、うまく引き出すことができました。(←これは父の案ですが・・・)

 

バッ直ケーブル配線

配線ガイドを引っ張っていくと、バッ直ケーブルが顔を出します。

次にHID付属ケーブル(AWG18)とバッ直ケーブルを接続します。線径がかなり違うので、裸圧着スリーブというものを用いて接続しました。

 

バッ直ケーブル配線(エンジンルーム内)

バッ直ケーブルの車内の取り回し状況です。

私はボンネット内~グローブボックス裏~助手席ドア下(樹脂カバー下)~バッテリーというルートで配線しました。既存ケーブルと接続済みであることを確認した後、プラス配線を慎重にバッテリーに接続しました。なお、この段階ではまだマイナス配線はバッテリーに接続しません!(写真は全配線完了後に撮っていますので接続されていますが・・・)

 

HIDバルブ装填

いよいよ、HIDバルブを入れます。まず、既存のゴムカバーと止め金を外すと、電球が取り出せます。ひょっとして、再利用することがあるかも?と思い、電球を素手では触りませんでした。写真では省いてますが、HIDバルブがピタッとハマるところがありますので、挿入して止め金をつけます。

なお、既存ゴムカバーではHIDの配線が抜けなかったので、カッターで少し穴を大きくして入れています。

配線

配線図に従って配線をしていきます。全配線が終わったことを確認した後、マイナス配線をバッテリーと接続し、点灯テストを行いました。

その結果、無事に点灯すること、ハイビームになることも確認いたしました。

 

バラスト等固定

再度、念のためマイナス配線を外します。その後、バラスト等の固定を始めます。

バラストは上の写真の位置に取り付けました。そのままM3のネジで固定するだけでしたが、一応念のため両面テープ併用で固定しました。なお、リレーは助手席側のバラストと背中合わせになるように固定しています。

バラストやリレーは上からの水滴落下に備え、配線が出ている方を下にしておいた方がいい」とご近所の車屋さんに教えてもらいましたのでそのようにしています。

 

ハイビームインジケーター不点灯防止ユニット

そして、ようやくマイナス配線をバッテリーに接続し、ラジエータグリルも戻してすべての作業が完了しました。初めての割には無事すんでよかったーと思ってました。

しかし・・・、甘くなかったです。ハイビームにしたときにハイビームインジケーターが点灯しません。理由は・・・(詳しいページがありましたが理解が足らず、ここでは書けません(笑))

対応策としては、何も接続せずにビニールテープを巻いただけになっていた運転席側コネクタに、上記ハイビームインジケーター不点灯防止ユニットを接続するだけでした。抵抗を付与させるということだと思います。知らんけど(関西弁言い逃れ)。

完成!

HID化完了

よく考えたら、ビフォーを撮ってませんでした~。しまった~。

光軸調整のことですが、偶然にも作業前とほとんど変わらないことを確認できたので、実施しませんでした。もちろん光軸調整もしたことがないので、いつかその辺もチャレンジしたいと思っています。

 

HID化費用

かかった費用をまとめてみました。細かく言えば、工具やコルゲートチューブといった備品もありますが、総額5,000円以内ですんだと思います。(HID本体はもらいましたし・・・ラッキー!)

やり出したら面白くて仕方ないですね。これをお金を払ってプロにやってもらおうとしてたとは・・・。

でも、これを見て「私もやってみる~」ってなったとしても、当方では責任を負えません。申し訳ないですが、あくまで自己責任でお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました。