アラフィフ同窓会幹事 ~人探し編~

ノウハウ

こんにちは。MASAです。

今回は趣向を変えて,卒業後,40年近く経って初めて開いた小学校の同窓会に関して,元クラスメートを探すのにいろいろ試しましたので,人探し編として記事にしてみたいと思います。

 

まずは前提条件

前提条件

まず最初に,私は探偵ではありません。普段は技術職をしていまして,わりと調べることは得意なほうです。今回は,探偵でもなんでもない私たち幹事が恩師とクラスメート37名中,35名まで探しだせた手法について公開したいと思います。なお,「同窓会をやろう」と動き出したとき,私は37名中3名(1名は同窓会幹事)の連絡先しか知らなかったこともお伝えしておきます。

小学校卒業後40年近くも経っているので手がかりが少なくなってきているうえ,SNSをやっている人も少ない年代というマイナス面もありました。一方,当時の住所地に今も暮らす親がいるというプラスの面もいかしながら,いろいろ取組んだ成果を公開いたします。

 

【基本】人探し方法

人探し方法

まずはオーソドックスなところから。

  • SNS(LINE・Facebook・twitter・Instagram)
  • google

この二つは言うまでもなく,記事にする必要もないと思いましたが,やはり効果が絶大だったLINEのこと,そしてgoogleのことは書いておきたいと思います。

 

LINE

同窓会開催に向け,幹事2名を含む4名でLINEグループをスタートさせました。そして,1日後に倍以上の9名に,4日後には19名まで増えました。私が貢献したのは元々連絡先を知っていた子を1人招待しただけ。そのときは思いましたね~「LINEすごい!」って。

LINEで人探ししたの?

あれ?

この記事を書いている際に気づきました。

LINEは人探しツールとしてすごかったのではなく,LINEグループへの招待という形で,友達が友達を呼んでくる(探し出してくる)プラットホーム的な役割としてすごかったということでした。LINEグループでの会話のなかから他の人の情報も伝えあい,一気に懐かしのメンバーがそろっていったのです。つまり,人を探す手法としては,結局「友が友を呼ぶ(つなぐ)」力がすごかったということです。

  • 人探しの基本・・・人づて「友-友つながり」
  • 情報共有のプラットフォーム・・・LINEグループ

ちなみにFacebook・twitter・Instagramからは残念ながら一人も探し出せませんでした。

 

google検索

googleは後述する【応用】人探し方法でもでてきますが,大学の先生やお医者さんをしている元クラスメートならヒットしますね。私たちも遠く離れた地で医者となった同窓生をみつけました。ただ,見つけただけではつながらないので,思い切って電話するだけです。

「・・・小学校6年のときにクラスメートだった***です。担任は**先生です。」

てな感じで。勇気と行動力でつなげていきましょう!

 

【応用】人探し方法

LINEグループを情報共有の場としながら,かなりのクラスメートとつながりました。そして,昔話や近況を話しあい盛り上がっていくなかで,私たちがとった手段は次のようなものでした。

  • 家族・地域ネットワーク
  • 高校や大学での幹事調査(同じ目的の人を探す)
  • 論文・特許検索(google検索と被りますが)
  • 社員検索
  • 新聞記事検索
  • ハローページ・住宅地図調査(国会図書館)

具体的に書いていきますね。

 

家族・地域ネットワーク

クラスメート間だけでかなりの人を探しあてることができましたが,その際「家族や地域のネットワーク」も大きな力を発揮しました。

  • 妹同士も同級生。兄弟も同じ小学校。
  • 親同士が今でも近所に住んでいる。今でも仲がよい。
  • 同じ散髪屋さん・個人塾に行ってた。

もうおわかりですよね。当人同士連絡先を知らなくても,「妹に聞いたら連絡先を知ってた」「散髪屋に聞いたら引っ越し先を知ってた」ということが多々あります。私も妹に聞いて,何人かわかりましたし,親同士のつきあいからわかった例もありました。特に小学校は定期的に開催されたクラス懇談会のおかげで「母親同士は今でも仲良くしている」っていう例が結構ありました。当人同士はほとんどつきあいがないのに,です。

このように小学校・中学校の場合は地元の利をおおいに活かした人探しが行えます。

 

高校や大学の幹事調査(同じ目的の人を探す)

連絡先はわからなくても,行った高校や大学がわかる場合がありますよね。私が次にとった手段は高校の同窓会幹事を探す,ということでした。

  1. 同じ高校に行った同級生に聞く。
  2. (特に)高3クラスの同窓会幹事を探す。

私の場合,高校でも同窓会を企画していて同じ人物を探しているという高校幹事とつながることができました。

すごい偶然!

高校幹事の方から得られる最大の情報は卒業後の進路です。小学校幹事とは持っている情報が違うのでお互いがメリットを見出せます。

まとめると,こんな感じです。

幹事別のメリット

 

論文・特許検索

技術系の仕事をされているなら,論文や特許の検索も有効な人探し手段になると思います。google検索でもある程度検索でき,執筆者や出願人のところをみれば,所属先(勤務先)まではわかります。私も元クラスメート1人の論文を発見しました。

しかし,そこから先は会社側(大学側)のガードが固く,なかなか難しいと感じました。

個人情報保護の観点から仕方ないですが・・・。

 

社員検索

大きい会社なら,全社員検索ということも可能です。ひょっとしたら,探しているクラスメートが同じ会社に勤めていた,ってことも十分あります~。

しかし,これもあまり有効な手段ではありません。探している人が自分や他のクラスメートと同じ会社に勤めてる確率はかなり少ないこと,そして,勤めている会社がわかり,知り合いに同じ会社勤めの方がいたとしても,全社員検索はほぼやってくれないと思います。

 

新聞記事検索

残念なことですが,万が一事件に巻き込まれていたら・・・。もしくは,「犯人を捕まえた」「多額の寄付」等で,元クラスメートが新聞に載ったことがあるかもしれません。つまり,新聞記事検索で探している人を見つけられるかもしれません。google検索でもある程度は検索できますが,かなり古い記事になると,下記の新聞記事検索サイトを使う方がいいと思います。

毎日新聞 毎索

1872年(明治5)の創刊号から現在まで、毎日新聞に掲載された記事を、日付やキーワードで検索できます。また、創刊号から1999年(平成11)までの過去紙面を1号の欠号もなく提供するほか、世論調査のデータベースを収録するなど、コンテンツ内容が充実しています。

読売新聞 ヨミダス

ヨミダスパーソナル」は明治の創刊号から現代まで読売新聞に掲載された1300万件以上の記事検索・表示できる有料データベースです。

 

しかし,高いですよね。でもご安心を。国会図書館等,そのシステムを入れている図書館があると思います。参考にしてみて下さい。

 

ハローページ・住宅地図検索

「すでにもう実家がなくなっている」「いつ引っ越ししたのかわからない」といった場合もたくさんあると思います。そんなときは,過去のハローページや住宅地図を見てもいいと思います。でもこれは国会図書館の東京本館に行かないといけません。その地域のものはひょっとしたらその都道府県の図書館等にあるかもですが,確実に国会図書館東京本館にはあります。

どう見るの?何を見るの?

まず当時のハローページと住宅地図を見てください。

まず,ハローページでわかることは・・・世帯主(お父さん等)のお名前です。そして,住宅地図でわかることは,当時のご近所さんです。そして,年代を進めていくと,いつかその方の名前がなくなります。つまり引っ越した時期がわかります。

そして最後に一番新しいものを見ます。すると,当時ご近所さんで今もそこに住まわれている方がいらっしゃると思います。あとは,勇気と行動力です!。これもまたなかなか信用してくださらず,難しいですが・・・。

 

もう一つ

ネットの電話帳

というものがあります。無料公開の範囲で2000年,2007年,2012年があります。有料会員になればもっと細かくほぼ現在まで見れます。まずは本人で検索して,だめならお父さんの名前で検索するなどするとひょっとしたら見つからなかったクラスメートを発見するかもしれません。

私たちはこれで一人の元クラスメートを見つけました。しかも私と同じ駅・同じバス停を利用していたというオチも。何回か会っていたはずですが,お互い風貌が変わっていて気付かなかったと思います(笑)。

 

内訳

手法別の人探し成果

今回私たちが試した手法で実際に元クラスメートがみつかった内訳です。やはり,圧倒的に「友-友つながり」で70%,次いで「家族ネットワーク」で13%でした。

昔ながらの手法「友-友つながり」「家族ネットワーク」で8割の元クラスメートを探せるなら,記事にするほどでもなかった?

そうですね。でも,LINEグループは情報共有化に大いに力を発揮し,元クラスメート探しが加速しましたよ~。

 

結局,当人同士のつながりの強さなんですね。なんの責任もなく,おおらかでゆったりと過ごしていた小学校の同窓会だったからこそ,37人中35人までわかったのかもしれません。

今回の記事,特にオーバー40歳の同窓会幹事のみなさまの人探しの参考になれば幸いです。

最後までご覧くださりありがとうございました。